脊椎椎体・椎間板炎

脊椎の椎体部分(骨)と椎間板(軟骨)とにブドウ球菌等が入り込み、強度な炎症を起こすことが時々あります。椎体も椎間板も共に破壊され、座位や立位が困難となってきます。単純レントゲンでもある程度の推測はできますが、確定診断はやはりMRI によります。一定期間の抗生物質治療コルセットによる患部の安静固定が必要です。炎症が治まり、局所が安定するには半年以上を必要とします。場合によってはソウハ術が必要なこともありえます。指圧や整体、マッサージ等で悪化することが多いため、まずはきちんとした検査や診断をしなければいけません。素人判断で骨をつぶしてしまってからでは取り返しがつきませんので注意をして下さい。