下肢静脈瘤最新レーザー治療法

 下肢静脈瘤の画期的で最新の低侵襲治療法がアメリカより輸入されてきました。静脈瘤の治療法の中では最も安全かつ低侵襲で、副作用がまずなく、効果が従来の方法と全くひけをとらず、日帰り手術のため翌日から労働ができる最新のレーザー治療法です。日本で数台しかない最新のクールタッチレーザー治療器経皮的レーザー椎間板減圧術と同類のネオジウムNd-YAGを用いますが、1320nmの特殊波長の特性からやけど・出血もなく見事に静脈を閉鎖して解決する方法といえます。
1.従来の静脈抜去術(ストリッピング法)や静脈高位結紮術に比べ、いくつかの切開を必要としないため、低侵襲で体にやさしく負担が極めて少ない。
2.手術結果は他の従来法と同等以上の効果であり、再発率も極めて少ない。
3.血管外への熱影響がなく、美容上において他のどの手術法よりも皮膚が美しいままである。
4.血管が破れることがなく、極めて出血は少なく、ほとんど術後疼痛や神経障害もないといえる。

最新レーザー治療法 旧式ダイオードレーザー

当院のレーザー治療器:1320nm
血管壁膠原線維内の水分子を加熱
照射熱は血管壁内に限定
血管外火傷がない
エコーできれいに血管閉鎖が証明
旧式レーザー治療器:810nm
血液中ヘモグロビンを照射
照射熱は血管外に十倍漏出
血管外火傷・はれ・疼痛がある
エコーで血管周囲が浮腫を示す

従来ストリッピング法は多切開を要する。
出血・術後疼痛・神経障害・腫れが多い。
美容的にも問題点が多々残る。