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1、脊髄は筋・関節と末梢神経を介して直接的に連携をとっています。この反射弓を脊髄反射と呼び、起立位では姿勢保持反射により脚や腰背部の筋の張りが保たれます。長期臥床や、宇宙滞在ではこの伸張反射が働かず筋が萎えてきます。 ●防御反射は熱い鍋に手が触れた時、アチッと手を避ける瞬間動作をいいます。 ●靭帯筋反射は、関節の靭帯を急に伸ばすと、筋緊張が抜ける反応を指し、関節技、柔術、関節整体等に利用されています。 ●筋筋反射は、指圧等で筋膜を刺激すると筋緊張がほぐれて楽になる事をいいます。 ●皮膚筋反射により、皮膚への刺激と温もりは筋をリラックスさせ、快適にさせます。 ◇これらの脊髄反射は、脳の意志とは無関係に脊髄でスムーズに行われる反応です。 |
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2、脊髄は伝導路として光ケーブルと同様の作用も持っています。運動の意志を脳から筋・関節に伝え、逆に皮膚・粘膜・内臓からの感覚を脳へ伝えます。 3、脊髄での自律神経反射のうち、寒いと鳥肌が立ったり、叩かれた皮膚が赤く腫れる等は交感神経によります。体を動かさないと腸の蠕動が悪化し便秘となるのは副交感神経の作用不全によります。 |
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